チェンマイでタイマッサージ
【タイマッサージとは?】
タイマッサージ、タイ古式マッサージとも言いますが、タイ語では「ヌワット・ボラーン」と言います。「ヌワット」はマッサージ、「ボラーン」は、古い、伝統的、という意味です。
タイ古式マッサージは古代インドから仏教やインド文化とともにタイに伝わり、その後数百年をかけて民間療法として寺院内で施術され、教えられて来ました。
タイマッサージは、日本の指圧やあんまと比べて、技法の種類が豊富なのが特徴です。自分のからだのあらゆる部分を使って、指圧やあんまのように押したり揉んだりの他にも、引っ張ったり関節を鳴らしたり、手足を曲げたり開いたり、といった様々な技法を駆使してからだの表面の筋肉だけでなく、深部の筋肉までも作用して、身体の芯までほぐします。また、筋肉だけでなく関節、神経、内臓や内分泌器官に働きかけ、柔軟な身体と、こりにくい体質をつくります。
タイマッサージの理論は西洋医学では未だに完全には解明することができないまでも、その効果は科学的に証明され、世界的にその有効性が認められつつあります。タイ古式マッサージは、本国タイでは公衆衛生省(日本の厚生省に相当)の認める「タイ式医療」の一つのカテゴリーで、正式な医療行為として認知されていて、大学の付属病院でもマッサージによる治療が行われています。
タイ人と外国からの観光客とでは、マッサージを受ける目的が違う、というのはご存知ですか? タイ人は上記の様に、マッサージを治療として見ています。日常生活に支障のあるほどの腰痛であるとか、肩こりがひどい、何日も頭痛がする、手足がしびれる、力が入らない、といった深刻な症状の時に初めて行くものです。チェンマイでは、Old
Medicine Hospital(伝統医学病院) や、 School for the Blind (盲目の治療師のための学校)がその場所として知られています。また、個人で開業している治療師も多くいます。
これとは対照的に、私たち外国人の多くは、タイマッサージをリラクゼーションとしてとらえています。一日観光で歩き回ってちょっと疲れた、といった時に、気楽に受けるもの、という印象があります。
タイマッサージを技法的に分類すると、大きく三つに分けられます。
1.ストレッチ。 効用:固く収縮した筋肉をのばす。 関節の柔軟性・可動域を高める。
2.エナジーライン(セン)に沿ったマッサージ。 効用:エナジー(生命エネルギー)の流れるセンの経 路を整える。 エナジーラインについては後ほど説明 します。
3.指圧。 効用:センを通るエナジーの流れを促進 する。
タイマッサージのスタイルは地域により微妙に違います。大きく分けて、ワットポーに代表される南タイ式のマッサージとチェンマイのオールドメディスンホスピタルに代表される北タイ式、またはチェンマイ式とも呼ばれていますが、二つのタイプにわけられます。南タイ式のマッサージは、速く強く、押し技が多いのが特徴です。反対にチェンマイ式のマッサージは、ゆっくり、じっくり押していき、体を伸ばすストレッチ技が多いと言われています。体を左右にゆらゆら揺らしながら左右の手で交互に押していくリズムが心地よい、と言う声が多いようです。
マッサージが有効なのは、普段運動不足の人と、逆に運動をしすぎて筋肉が緊張疲労している人です。マッサージは筋肉の働きを活発にし、血液の循環を促進し、筋肉の疲労を取り、破壊された筋繊維を修復します。
もう一つタイマッサージの魅力に、「心の癒し」があります。タイ国の国教である仏教の教えにある「愛に満ちた親切心」がタイ人のホスピタリティのもとになっています。タイマッサージを受けた人が、体だけでなく心まで癒されるように感じるのはそのためです。タイマッサージはまさに「微笑みの国」タイの風土が生み出したものと言えます。
【これからタイマッサージを
受けてみようという方に】
1.行く前の注意
病気や疲労困憊時は避けてください。そういう時は安静にして休むにかぎります。お酒を飲んで酔っている時は心臓や循環器系に問題がある方には特に危険です。満腹時も好ましくありません。食後2時間以上が良いでしょう。できればシャワーを浴びて清潔にして出かけてください。
2.どの店がいいか
他の商売と一緒にやっている店は論外です(雑貨屋とマッサージ、ランドリーサービスとマッサージ、など)。店にマッサージ学校の修了証を何枚も飾ってあるほど、そこには正規の教育を受けたスタッフの数が多いこと、つまりはその店がスタッフの教育に熱心であることの証明の一つになります。ほとんどのマッサージショップでは、修了証を持つ人はわずかで、他のスタッフはその人から教えてもらっているのです。中には、1週間かそこら練習しただけで即、店に出す場合もあります。
3.店内の様子について
大部屋と個室があります。大部屋はマットレスをカーテンで仕切っただけで、もちろん隣の声はつつぬけです。個室といっても壁が途中までで天井が筒抜けの状態の部屋なら安心です。エアコンの部屋は冷房が効きすぎていることが多く(マッサージ師が働きやすいように)、また、マッサージを始めると体温が下がるので、個人的にはファンの部屋をお勧めします。ほとんどの店ではパジャマなど薄手の着替えを用意していますので、どんな服装で行っても構いません。上はTシャツ、下は木綿や麻のゆったりした薄手でポケットやボタンなどの少ない半ズボンや長ズボンであれば着替えなくてもいいでしょう。化繊は滑るので好ましくありません。
4.上手なマッサージ師を選ぶこつ
鉄則はありません。まず口コミで「どこそこの誰が良かった」という情報があれば試してみると良いでしょう。初めての店で誰が上手かわからない時、受付で「上手な人をね」、なんて頼んでも、「みんな上手よ」、と言われておしまいです。年配の人のほうが経験年数が長くて、上手である確率が高いですから、「コーアオ・コン・ケー」(年寄りがいい)と頼むのも良いでしょう。かといって若くて経験の浅い人でも丁寧にやる人は上手です。
また、「チョーップ、レングレング(強押しが好き)」、「チョーップ、バウバウ(弱押しが好き)」、肩がこっている、腰が張る、など自分の症状と希望をできるだけ伝えることです。この一言で受付の人は、ああ、治療としてマッサージを受けに来たのだな、若い娘とおしゃべりに来たのではないんだなと理解して、できるだけ希望に沿ったマッサージ師をあてがってくれます。何も言わないと、マッサージ師のローテーションの順番であてがわれます。結局、良さそうな店で何人か試してみて、気に入ったマッサージ師を次回から指名します。最終的にはあなたの体の状態を熟知してくれて、多少のわがままも利く人の常連客になることです。
5.標準的な時間
タイマッサージはゆっくり時間をかけて身体をほぐしていきます。従って、標準的な時間は2時間です。長すぎる、と思われるでしょうが、実際受けてみると少しも長く感じません。気持ちよくてウトウトしてしまうからでしょう。最長4時間ぐらい受ける人もいます。最低でも1時間半はかけてください。始めた時間はチェックしておいてください。2時間と頼んだのに、1時間半ぐらいで終わってしまった、というケースをたくさん聞きます。そんな時はにこやかに、しかしはっきりと本人に言って続けさせてください。
6.始まる前の注意
まずトイレを済ませて、足を洗っておいてください。サービスでマッサージ師が拭いてくれるところもあります。マッサージは足から始まり、最後は顔へ行きます。汚い足のままだと、あなたの汚い足を触ったマッサージ師の手は最終的にあなたの顔にくるのです(顔をやる前に手を洗ってきてはくれますが)。腕時計、ネックレス、指輪などは外してください。女性で、胸を締めつけずに本当にリラックスしてマッサージを受けたい方はブラジャーも外しておきます。手術跡、けがなどあればあらかじめ伝えておいてください。重点的にもんでほしいとこらがあればこれも伝えておいてください。
【マッサージ中の注意】
1.禁忌事項
前回にもふれましたが、マッサージ前にマッサージ師に自分の怪我や手術歴があれば伝えて、そこは避けるように伝えます。手術跡や怪我の部位を見せ、タイ語で「マイゴッ、ティーニー、ドゥアイ(ここは押さないで)」などと言います。言葉は通じなくても、身振り手振りでも伝わるものです。
ストレッチ・屈伸・ひねりなどのテクニックは正しく行わないと非常に危険で、脊椎、関節、筋肉と腱などに後遺症の残る深刻なけがを与える恐れがあります。特に、脊椎の手術を受けた患者、また、脊椎に痛みがある場合、脊椎のストレッチ、屈伸やひねりは行わないのが基本です。しかし通常タイでマッサージを受けるときにその様な事をマッサージ師から聞かれたことはないと思います。言葉の問題があり、聞いてもタイ語で答えられない外国人には面倒くさくて聞かないのです。これはタイにいるのにタイ語を話さないお客のほうに責任があります。えび反りのようなストレッチをやめてほしい時は「マイ、ダットゥア」、振り回すような捻り技をやめてほしい時は「マイ、ビットゥア」と言います。最低でも「マイ、アオ(やめてください)」くらいは言えるようにしてください。
ストレッチの大技は、通常各ポジションの終わりのほうで行います。うつ伏せや横向きで手首や足首をつかまれたり、座位では両手を首の後ろで組むよう言われた時が「危険信号」です。
タイマッサージと聞くと、「ああ、あのヨガみたいなポーズ、怖いからいや」という危険なイメージがあり、特に年配の方は敬遠されるようです。広告の際は、興味を引くインパクトのある写真を、ということでどうしてもアクロバット的な技の写真になってしまいます。だいぶ脅して書きましたが、タイマッサージのテクニックの90%は普通の指圧やあんまのような穏やかなマッサージです。上述のように言えば省いてくれますので、怖がらずにお試しください。
2.チャポ、ティー
逆に、特に念を入れてマッサージして欲しい所があれば前もって伝えておきます。ある部分だけを集中的にマッサージすることをタイ語で「チャポ、ティー」と言います。腰も含めた背中は「チャポ、ラング」、腰だけでしたら「チャポ、エウ」、肩だけは「チャポ、ライ」、腕だけは「チャポ、ケーン」、脚だけは「チャポ、カー」、などです。前回紹介したオールドメディスンホスピタルでは受付の際に「チャポ、ティー」と伝えておけば、チャポティーのマッサージをしてくれます。
よく聞く不満に、「肩を入念に、と頼んだのに、脚に時間の半分以上かけて結局肩は最後の方に少ししかやってもらえなかった」。これはタイマッサージの理論に関係します。タイマッサージでは足と脚のマッサージを重要視します。それは、脚は体の半分の筋肉が集中し、エネルギーは脚から上っていく、と考えられているからです。日本でも「基本は足腰」などといいますからこの感覚はわかってもらえると思います。肩のコリも元をただせば足腰の異常から来ていることが多いのです。したがって、脚をほぐさなければ最終的には肩もほぐれないのです。こう丁寧に説明すればいいのでしょうが、なかなか分かってもらえないようです。欧米人のお客が多い店では脚は早めに切り上げて上半身に時間をかけるようにしており、ロイクロには腰と肩だけをを中心にしたバックマッサージのメニューもあります。
3.リラックス、呼吸
リラックスと呼吸、これは非常に重要で、これを心がけるのとしないのとでは、マッサージの効果が大きく違ってきます。マッサージ中はリラックスして、体を弛緩させておきます。緊張していると効果があがりません。マッサージ師があなたの腕や脚を持ち上げたり、体を反らしたりする時も、助ける必要はありません。体は完全にだらー、として、マッサージ師のされるままにしてください。
そうしないとマッサージ師のほうもやりにくいのです。
呼吸はゆっくり大きくします。そしてマッサージのタイミングに合わせて呼吸するのが最も効果的です。ストレッチなら伸ばされる時、指圧なら押される時に息をゆっくり、全部吐き出すようにしてください。人間は息を吐く時に緊張が解けるのです。
4.マッサージ中の話
マッサージ師は話に気を取られると肝腎の手のほうがおろそかになりがちです。ですから、純粋にマッサージを楽しみたい人は、マッサージ師に話しかけるのは、マッサージの内容についてだけにしてください。だからといって絶対に話さないぞ、とかたくなになったり、マッサージ師の方から話しかけるのを無視することはありません。さりげないおしゃべりはあなたの緊張を解いてくれます。また、話の中に出てくるあなたの仕事の内容、趣味のスポーツなども体のどこがこっているかの参考になります。例えば、デスクワークでコンピュータを使う機会の多い人は肩、首、頭、目の疲れがあるだろう、という具合です。
力が強すぎたり弱すぎたりしたら我慢せずに言ってください。「ナックパイ(強すぎる)」「レングレング、イーク、コダーイ(もっと強くしてもいいです)」。気持ちよかったら「ディー」とか「サバーイ」。そこをもっとやって欲しい時は「アオ、イーク」、やめてほしい時は「マイ、アオ」と言います。
気をつけなければいけないのが、「ジェップ(痛い)」という言葉。痛気持ちいいからもっとやってほしいのか、本当に痛いからやめてほしいのか、正反対の意味に受け取られるかもしれないからです。もっとやってほしい時は「ジェップ、テー、サバーイ(痛いけど気持ちいい)」、やめてほしい時は、「ジェップ、チンチン(本当に痛い)」と言います。
ご自分の携帯は他のお客さんの迷惑になりますので切っておきます。逆に「マッサージ師が仕事中に携帯で話してる」という苦情をよく聞きます。映画館でさえ話すタイ人がいますから、これは処置なしです。帰り際にマネージャーや受付に苦情を伝えておきましょう。
5.チップ
日本人のお客さんのなかには、マッサージにもチップの習慣があるのをご存じない方がまだ多くいらっしゃいます。支払いの時に、一番とまどうのが、マッサージ師にチップをあげようか、あげるとすればいくらあげたらいいだろうか、ということでしょう。私もよく質問を受けて困るのが、「あの、チップはいくら渡したらいいでしょう?」というもの。チップの習慣がない日本人は「チップをあげなくてはいけない」と考えがちです。チップの本質は、支払った料金以上のサービスを得た、と思った時だけにあげるお礼ですから、「払った値段以上のサービスを得た、と思ったら、必ずあげてください。良くないと思ったら、絶対にあげないでください」と答えるようにしています。
欧米ではチップの相場は料金の10−15%らしいですが、タイでのマッサージのチップもそのくらいでよいと思います。例えば、2時間300バーツのマッサージをしたとして、うまくない、と思えば何もあげない、普通なら20バーツ、うまければ50バーツ、すごく上手だったら100バーツ、といった具合です。前出の「チャポ、ティー」のように、ここもあそこも、といろいろ注文を聞いてくれた時は、少し割り増しであげるべきでしょう。また、マッサージはたいした事なかったけれど、その他のサービス、店内の雰囲気、受け付けの対応などが良かったときは、「これはお店に」といって受付に渡してもいいでしょう。
要は、サービスを正当に評価してあげることです。困ったのは、「下手だったけれど、あげないとケチと言われそう」と言って50も100もあげてしまう人、反対に、「とっても上手で気持ちよかったあ、どうもありがとう」と感激してお礼を言っておきながら全くあげない人です。腕の良いマッサージ師を育てる意味でも、チップは上手に渡しましょう。
【ハーブその他のマッサージ】
ハーブマッサージ
ハーブマッサージとは、刻んだハーブを布で包んでボール状にしたものを、蒸し器でちょうど中華まんじゅうのようにあつあつに蒸し、タイ式マッサージの直後に患部全体に押し当てるものです。ハーブの熱と成分が肌から浸透し、身体を温めることでタイマッサージの効果をより高めます。温泉好きの日本人に好評で、手足の冷える方には特に効果があります。2時間のハーブマッサージでは、約1時間30分のタイマッサージに、約30分のハーブトリートメントを行います。マッサージ後は、温泉と同様に成分が肌から浸透するので約2時間はシャワーを浴びないでください。また、ハーブの黄色が衣服に付く恐れがありますので、色の薄い衣服は避けてください。もちろんマッサージ中は店のほうで着替えを用意してくれます。
<ハーブの効用>
・香辛料としてのハーブ(プライ、レモングラスなど)− 血行を促進する。筋肉の疲労・炎症・痙攣などを取り除く。神経を刺激する。
・酸味のあるハーブ(ライム、タマリンドなど)− 肌をなめらかでみずみずしく保つ。皮膚炎にも効果あり。
芳香性のあるハーブ(ユーカリ、ミントなど)− アロマセラピー効果で精神をリラックス。呼吸を楽にし、風邪、気管支の病気に効果。
ハーブマッサージはタイマッサージのある店の多くで受けられますが、新鮮な生の材料を使い、自分のところで調合している店(レックチャイヤやロイクロなど)をお勧めします。ハーブの講義および実演はオールドメディスンホスピタル、レックチャイヤ、TMCおよびロイクロで受けることができます。
フットマッサージ、フットリフレクソロジー
フットマッサージは、オイルやクリームを使い足裏からふくらはぎ、膝周辺をすべらせていくもので、筋肉、関節をほぐし、血行を良くし、老廃物を取り除き、足のむくみを取り、疲れを取ります。普段立ち仕事をしている方や、観光やショッピングで1日中歩き回って疲れた足には極楽の世界です。
フットリフレクソロジー(足の反射区療法)の起源は中国で、数千年の歴史があると言われます。足に分布する臓器の末梢神経(足には体の全臓器の神経が集中しています。)を指または棒を使って刺激することで直接または間接的に臓器に働きかけ、血液循環を促し、細胞を活性化させ、機能を正常化します。内臓の機能を高め、内分泌系のバランスを整え、免疫力を増します。細胞中の老廃物(尿酸・乳酸等)は血液によって運ばれ、腎臓で濾過され、尿となって排出されます。足の特定の反射区に痛みなどの異状がある場合は、対応する臓器の機能異常を疑います。異常が見られた場合は、医師の診断による治療が必要ですが、反射区療法を治療の補助として、投薬などと併用して行うこともあります。
TVの罰ゲームにあるような、飛び上がるほど痛いリフレクソロジーはタイでは少ないので、安心して試してください。
フットマッサージの講義はオールドメディスンホスピタル、ITM、マッサージサロンロイクロで、リフレクソロジーの講義はTMC、ロイクロで受けられます。
オイルマッサージ・アロマセラピーマッサージ
欧米で「マッサージ」といえばオイルマッサージが一般的です。
全身にオイルを塗り、手の平や指ですべる様にマッサージします。オイルのなめらかな皮膚感覚が緊張を和らげ、筋肉痛を鎮め、免疫系を刺激し、リラクゼーション効果を生みだします。指圧やストレッチはありませんので、強いマッサージが苦手の方にもお勧めできます。身体の末端から心臓に向けて一定方向にマッサージすることで血液とリンパの流れを促し、足のむくみ(リンパの滞留による)を取る効果があります。タイのオイルマッサージはタイ古式マッサージの考えも取り入れ、セン(エナジーライン)に沿った動きもあります。
アロマセラピーマッサージとは、エッセンシャルオイル(精油)をブレンドしたオイルを使って行うオイルマッサージです。芳香がリラクゼーション効果をいっそう高めます。ブレンドする精油は、あなたの好みと目的に応じて選びます。ラベンダー、ゼラニウムには緊張を解く働き、ローズマリーやオレンジには元気をつける働きがあります。また肌の性質に応じて、乾燥肌にはサンダルウッド、脂性肌にはイランイランをお勧めします。マッサージ後は、ハーブマッサージ同様、2時間はシャワーを浴びないでください。
アロマセラピーマッサージは、最近チェンマイにも多い高級スパなどのほか、マッサージサロンロイクロでも受けられます。
【タイマッサージを習いたい】
チェンマイは今やタイマッサージスクールのメッカとして、欧米をはじめ世界中から、プロのマッサージセラピストから全くの初心者まで、幅広い目的と興味を持った人々が学びにやって来ます。
日本でもタイマッサージはブレイクしており、針灸指圧や整骨院で治療の一環として施術している所、エステサロンやタイ式専門のサロンでリラクゼーションを目的に営業している所、また自分の部屋にマットを敷き、内装をタイ風にして個人で開業している人、そして趣味として友人や家族にマッサージしてあげている人、と様々です。
日本でもタイマッサージを教える学校が東京、大阪を中心に既に数校あります。日本語でレッスンを受けられるのが一番の長所です。しかし、費用の点、本場の雰囲気を味わう点でも、チェンマイにいる間に習っておかれるとよいでしょう。初心者でも心配はありません。時間、レベル、場所、生徒の評判などを参考に、最終的にはそこで実際にマッサージを受けてみて決めるとよいでしょう。
チェンマイのタイマッサージスクールの紹介です。今からチェンマイで学ぼうと計画している方、参考にしてください。情報は変わることがありますから再度確認してください。
@ オールドメディスンホスピタル
(伝統医学病院)
月2回(前半・後半)各10日間(月〜金x2週) 4,000バーツ 講義+基礎レッスン+セラピー
(腰痛、頭痛)
他にフットマッサージのレッスンも有り。
チェンマイで最初に外国人向けタイマッサージレッスンを始めた学校。技はシンプルですが分かりやすく、説明は丁寧。練習時間にも余裕があります。チェンマイ式タイマッサージ学校の定番といえます。これは以下のABCの学校にも言えることですが、グループレッスンの宿命で、生徒数が多い回では講師の目が十分に行き届かないという不満を聞きます。Tel:053-275058
A ITM
(International Training Massage)
毎週月曜始まり 5レベル(レベル1:あお向け。レベル2:うつ伏せ、横向き、座位。レベル3:エナジーライン。レベル4:セラピー。レベル5:ティーチャートレーニング)各レベル5日間(月〜金)2,200バーツ(レベル5のみ10日間?)
レベル1+レベル2が、オールドメディスンホスピタルの基礎レッスンに相当。
他にフットマッサージのレッスンも有り。
オールドメディスンホスピタルから独立した人が始めた。オールドメディスンのチェンマイ式スタイルに独自の技を追加してあり、技の完成度は高い。日本からの生徒も多く、情報交換の場としても良い。先生の説明が速すぎる、との声あり。
Bレックチャイヤ
ナーブタッチマッサージ+ハーブマッサージ。随時開始。3〜5日間。4000バーツ。日曜休日
マッサージ40年の経験を持つおばあちゃん、ママ・レックの学校。ナーブタッチは筋を横にグイグイと弾く、チェンマイ式の中では異色のスタイル。コースにはハーブマッサージの実演も含まれます。
随時開始なのが便利でもあり、欠点でもあります(すべてのレベルの生徒が一緒に練習するため)。Tel:053-278325
CTMC(Thai Massage School
of Chiangmai)
初歩コース 3日間(月〜水)18時間 2900バーツ
基礎コース 5日間(月〜金、以下同じ) 30時間 3800バーツ
アドバンスコース 5日間 30時間 4800バーツ
セラピーコース 5日間 30時間 5800バーツ
その他、300時間、500時間のティーチャートレーニングコースも有り。
フットマッサージのレッスンも有り。
開校したばかりの学校。1号館(市の中心から約3km)ではタイ式、2号館では足裏を教えます。スタイルは南部のワットポー式に近く、他の学校のスタイルとは一線を画します。コースには、宿から1号館への送り迎え、昼食代が含まれます。清潔な設備、親切な対応、丁寧な指導と、評判は非常に良いです。「こちらから聞けば何でも親切に答えてくれるが聞かないと放っておかれる」、待遇が良すぎて、「生徒を甘やかしている」との評も。
1号館(TMC1) 203/7 Mae Jo Road
Tel: 053-854330
E-mail: 1thaimassage@mail.com
Web site: www.1thaimassage.com
Dマッサージサロン&スクール「ロイクロ」
完全個人レッスン。随時開始。 基礎コース 20時間(3〜5日間) 4000バーツ。練習コース 10時間以上 200バーツ/時間 ハーブマッサージの実演を追加も可能。他にオイルマッサージ、フットマッサージ、リフレクソロジーのレッスンも有り。また、お手軽な1日コースも有り。(タイ式、オイル、またはフット)
スタイルはチェンマイ式。今回紹介した中では唯一の完全個人レッスン制。生徒は講師の技を実際に受けて覚えるので、オーダーメードの密度の濃いレッスンが受けられる。@〜Cの学校で物足りなかった、細かいところを指導して欲しい、という生徒さんに最適です。反面、全くのボディーワーク初心者には密度が濃すぎて覚え切れないかもしれません。
63/3 Loi Kroh Rd. Chiangmai 50100
Tel: 053-274681, 09-556-2387
E-mail: coocky_t@lycos.com
Web site: www.thai.net/massageloikroh(日本語ページ有り)
他にも、個人で教えている先生はいますが、初心者にお勧めできるのは以上の学校です。
【おすすめのマッサージ店】 |
(1)オールドメディスンホスピタル(伝統医学病院)
外から見えるようなガラス張り、過大な広告、豪華な店内などの外見で判断してはいけません。派手ではないけれども清潔で好感のもてる店によいマッサージが多いというのが今までの経験則です。店にマッサージ学校の修了証を何枚も飾ってあるほど、そこには正規の教育を受けたスタッフの数が多いこと、つまりはその店がスタッフの教育に熱心であることの証明の一つになります。多くのマッサージ店では、修了証を持つ人はわずかで、他のスタッフはその人から教えてもらっているのです。中には、1週間かそこら練習しただけで即、店に出す場合もあります。ホテルの中に入っているマッサージ店もスタッフの教育が比較的行き届いています。
新築のエアコンの効いた大部屋で男女別部屋。マッサージ師の数は多く(20〜30人)、(1)から(5)の学校の中ではスタッフのレベルに一番ばらつきがある。客層はタイ人の常連客が多く、当然英語も通じない人が多いが、その分タイの雰囲気を味わえる。薬草サウナ(オップ・サムンプライ)併設。一回60バーツ。サロン貸し出し5バーツ。
年中ほぼ無休(月4回の仏日は休み) 8:00−16:00 タイマッサージ2時間250バーツ、1時間又は1時間半200バーツ Tel:053-275058 |
(2)ITM
(International Training Massage)
5−6人同部屋で同時に始まる。技はレッスンで教えるプログラムに忠実。 |
(3) レックチャイヤ
ナーブタッチは筋を横にグイグイと弾く、チェンマイ式の中では異色のスタイル。
マッサージ40年の経験を持つおばあちゃん、ママ・レック本人のマッサージは一般料金の更に400バーツ増し!強押しが好きな方はどうぞ(要予約)。
月―土 8:30−18:00
メニューはハーブマッサージ(タイ式ナーブタッチ+ハーブ)のみ。 1.5時間でオールドメディスンの料金の300バーツ増し。Tel:053-278325 |
(4) マッサージサロン&スクール 「ロイクロ」
Massage Salon & School Loi Kroh
完全個室(1〜2人) シャワー有り 肩と腰を重点のバックマッサージ30分、エッセンシャルオイルを使うアロママッサージ2時間、タイ式+オイルのスーパーマッサージ2時間半などメニューが豊富。「地球の歩き方」に載っただけあってスタッフの腕は確か。年中ほぼ無休 9:00−21:00 タイマッサージ2時間300バーツ、ハーブマッサージ2時間400バーツ、オイルマッサージ1.5時間300バーツ
Tel: 053-274681, 09-556-2387
Web site: www.thai.net/massageloikroh(日本語ページ有り) |
(5)盲人のためのコルフィール財団
タイマッサージ コンサベーションクラブ
フラテップラッタナララチャスダー王女が後援する盲人のためのマッサージクラブ。その名の通り、盲目のマッサージ師が働く店。つぼ押しが多く、タイマッサージ独特のストレッチは少なく、タイマッサージというより指圧に近い。タイ語以外はほとんど通じない。年配の男性に強押しで上手な人がいる。スタッフの腕にばらつきがある。身振り手振りでのコミュニケーションが難しいので、最低限のタイ語は覚えて言ったほうがいい。
8:00〜22:00 毎日
Tel:053-406017,406368,406422 携帯01-950-4856
タイマッサージ 100バーツ/時間
*着替えの用意がないので、楽な服装、又は着替え持参で。 |
(6)Wang
Come Massage
(ワンカムマッサージ)
アマリリンカムホテルに隣接するマッサージ店でホテルの外国人、特に日本人客がよく利用する。現在改装中だがマッサージは受けられる。静かなエアコンの効いた大部屋。お茶、着替え、足拭き有り。料金の割には丁寧にやる人が多く、日本人向けタイマッサージ入門編としておすすめ。
10:00〜22:00 ほぼ無休
Tel:053-894-552〜5,222-770
タイマッサージ 200バーツ/時間 |
(7)Rinkew Massage(リンケオマッサージ)
1階はレストランとカラオケ、2階のマッサージ階はベッド数50はある娯楽の殿堂。料金の違いは部屋の違い(大部屋〜個室)だけ。着替え、足拭き有り。部屋で飲食ができる。ビールを飲み、肴をつまみ、おばちゃんとしゃべりながらマッサージもついでに受けられる、という、「医学の父(タイマッサージの祖)」が見たら目をむきそうな光景だが、タイ人男性の娯楽の一環としてのマッサージを味わえる。もちろん純粋にマッサージだけ受けることもできる。マッサージ師は経験豊富、話題豊富な中年女性がほとんどで、少々荒っぽいがツボは心得ている。
タイマッサージ120〜200バーツ/時間。
ほかにハーブマッサージ、フットマッサージあり。午前9時から午前2時まで
Tel:053-275437、274567 |