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懐かしの風景■

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 ワット・プラシン前で物を売る女性達。60年ほど前の撮影か。この当時、ワット・プラシン前から街の中ほどまで市場が開かれていた。
 写真中、左側に立っている女性は近代的な装いをしており、中部タイから来た人だと思われる。商品をいれてあるたらいなども竹製ではなく、ブリキ製。 こう見てくると、バンコクから近代製品がどんどん送られてきている時代であったことがわかる。


 1923年頃の、ワット・プラタートハリブンチャイ。この年、大きな台風が北タイを襲い、寺の本堂が崩れてしまった。地元の人々はこの年のことを、「ルアン(本堂の名前)が崩れた年」と呼んでいる。人々の記憶に長く残るほど、大きな台風だったのだ。写真に写っている男性は、服装から、当時の公務員だと思われる。西洋とタイ風が混じった制服が興味深い。また、仏像が2体しかないようだが、もう1体は崩れてしまったらしい。現在どうなっているか知りたい人は、実際にランプーンに足を運んでみよう。
 もう1枚の写真は、やはりワット・プラタートハリブンチャイ内にある、ガンサダーンと呼ばれているドラ。世界最大と言われている。撮影年月は不明だが、この写真にも公務員と思われる人物が写っている。またドラには中国語らしき文字が見える。


市場の人々

 チェンマイ中心部のとある市場の風景。撮影年は1867年。チェンマイに初めてやって来たキリスト教の宣教師、ダニエル・マッキワリーによって撮影された。
 写真に写っている人は、男女子供ともに北部伝統の衣装を身につけている。特に女性は、髪をひとつにまとめて結い上げ、肩から布をかけた伝統的な服装をしている。現在でも田舎のほうでは、お年寄りがお寺へ行く際にこのような装いをしているのを見ることができる。


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