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懐かしの風景■

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ランナー人

 旅の途中に休憩しているランナーの人たち。撮影年不明。
 ランナー地方の住民は、実は様々なところからやってきた人たちである。そのほとんどが、カーウィラ王の時代に移民してきた人たち。農作業の労働力として移民させられた人々は、この土地で子孫を増やし、やがて土地の人となっていき、今日に至っているのである。


*協力して舟を進める人たち。
ピン河はあまり深くないのでこのような航行も可能であった。

 

サソリの尻尾の舟

 かつて、ピン河はチェンマイ市民にとって重要な役割を果たしていた。バンコク方面への旅、そして物資の輸送などは大部分がピン河を使って行われていた。象か馬を使い、森や山を越えて行かなければならない陸の旅は困難だった。しかし、ピン河を下る河の旅は時間をあまりかけないでチャオプラヤー河に入るのでとても便利だった。河の旅に使われる舟は、舳先が変わった形をしていて、それがサソリの尻尾に似ているというので、サソリの尻尾の舟、ルア・ハーン・メーンポンと呼ばれるようになった。
 1921年、チェンマイに鉄道が開通すると、ピン河の重要性は薄れた。水辺での生活、サソリの尻尾の舟も次第にその姿を消していった。

*浅瀬に乗り上げた舟を押す人々。

 

 


仏教公館前の交差点

 ナワラット橋からターペー通りを望んだ写真。1952年の撮影。
右手の建物はオームシン銀行ターペー支店の建物。現在は、チェンマイ市の観光案内事務所になっている。左手は仏教公館。
 人々が道端の商人から買い物をしている様子が見られる。この頃、大きな洪水がおこってワローロット市場とトンラムヤイ市場が浸水し、商売ができなくなり、この場所に移って商売をしているためである。  


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