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懐かしの風景■

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クルアターン

  仏教はランナーの人々を幸せにし、社会における文化を発展させる役割を担っていた。
 この写真は仏教に関する「クルアターン」という、寺院に様々なものを寄進する行事の写真である。毎年2月から3月にかけて行われる、村のお寺の「ポーイルアン」の行事の際に行われる。
 儀式は3日間に渡って行われる最初の二日間は各家庭で寄進するものを揃えておく。そしてこの期間は家を訪れる人に対してふるまう酒や料理を用意しておく。客人は料理を振舞われたら、お寺に寄進するお金やものを預ける。これで客も家の者も一緒に社会に貢献することができる。3日目の夕方、人々は各家庭から行列をつくってお寺に寄進しに向かう。

 


 

昔から、ランナーの人たちは亡くなった人を運ぶ際に橋を渡るのは縁起が悪いと考えていた。
 この写真は、村人たちがピン河を渡って遺体を運んでいる様子。行列の先頭の僧侶も一緒に水の中を歩いている。乾季には、ピン河を歩いて渡るのは簡単なことだが、雨の季節になり河の水位が上がると、船を使って遺体を運ぶことになる。


ナワラット橋のソンクラーン

 昔のチェンマイ市民はピン河で水遊びを楽しんだ。4月は一番暑い季節で、同時に乾季の終わりにもあたるので、人が河に降りることができるほどピン河の水位が下がった。ソンクラーン時には老いも若きも、誰もが河に下りて水で遊び、そしてお寺に寄進する砂を取った。
 しかし最近は上流にダムができたり、補修工事が進んだせいで河の水位があまり下がることがなくなり、ピン河でこんなふうに水遊びをした経験がない人のほうが多くなった。
 この写真は1945年、当時の新聞記者、ブンサームサートラーパイが撮影したもの。橋はまだ昔の鉄製のものである。

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