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Nan Guide

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Nan

ナーンに行け!
  (No.19 2004年3月号より)

 チェンマイからパヤオとランパーンを挟んで東にはナーン県があります。北側をラオスと接する、タイの北東の端っこの県です。かつて、といっても20年ほど前までは共産ゲリラが多く活動する地域だったため、「辺境の地」などと呼ばれていました。現在はゲリラも平定され、穏やかな地域となっています。しかし、タイの一般の人々にとっては未だに何もないところ、というイメージが強いようです。外国人にとっては言わずもがな。しかし、ナーンに行ってきた人の話をきくと、なんかいい感じだった、という人が多いのです。親切にしてもらった、町の雰囲気が好き、などなど。
 ナーンってどんなところ? 何があるの?ナーンの魅力を紹介します。

ナーンの人たち
 19世紀頃より、ランナー地域の建て直しのために中国雲南省のシップソンパンナーから移住させられてきた、タイ・ルー族が多く住んでいます。特にターワンパー郡には多くの集落があるようです。タイ・ルーの文化は、そのままナーン県の文化の特徴となっています。ワット・プーミン、ワット・ノンブアの壁画、ナーン県の有名な織物の柄「ライ・ナーム・ライ」と呼ばれる柄などがそうです。ナーン県で毎年10月に行われるボートレースも、タイ・ルー族の伝統行事だそうです。シップソンパンナーで毎年行われるボートレースに使われるボートの舳先の竜の彫刻は、ナーンのものとそっくりだということ。
 タイ・ルー族の他には、モン族、ヤオ族などの少数民族が各地に住んでいて、銀細工などを生産しています。また、「森の人」と呼ばれる、100年ほど前にラオスから移住してきた、ムラブリ族の人たちが、ウィアンサー郡の森の中で狩猟などをして暮らしています。

ツーリストインフォメーションセンター
0-5471-0216
ナーン県事務所
0-5471-0341
博物館
0-5471-0516
警察
0-5471-0032
ナーン病院
0-5471-0138
エアーアンダマン
0-5471-1222
バスターミナル
0-5471-1661
ナーン空港
0-54710-138

 


ホテル

City Park
市街へ入る手前にある高級ホテル 
シングル600バーツ、ダブル700バーツ

0-5474-1343〜52
NanFah
シングル390バーツ、ダブル450バーツ 
築100年の木造建築が特徴のホテル。
0-5471-0284
Thewarat
ダブル800バーツ(朝食込み)
0-5471-02094〜6
Fahthanin
ダブル700バーツ(朝食込み)30%ディスカウントあり
0-5475-7321〜4
Nan Guesthouse
ダブル150バーツ(シャワー共同)200バーツ(シャワー付) 
欧米人に人気の安くて清潔なゲストハウス。
0-5477-1849
WaterSideResort
ロッジ700バーツ〜、キャンプ100バーツ
0-5470-1001
   

 

ワット・プーミン
1596年、当時のナーンの領主ジェッタブットプロムミンによって建てられた寺院。本堂は、2匹のナーガの背に乗った形でクロス状に建てられており、4つの入り口がある。 昔の1バーツ紙幣にデザインされたことがある。
内部中心には四面四体の美しい本尊が安置され、周囲の壁には一面に壁画が描かれている。壁画は三層に分かれており、一番上に釈迦の一生、真ん中に民間伝承、下に当時のナーンの人たちの生活の様子、となっている。人々の様子が色彩豊かに生き生きと描かれており、時間を忘れて見入ってしまう。かなり貴重なものだと思うが、写真撮影なども自由。
境内には、地獄の様子を表現した館もある。

観光案内所
ワット・プーミンの向かい。9時から16時半頃まで。市内の地図の配布、ホテルの紹介、見所の紹介などをしてくれるが、思ったより情報は少ない。小さなおみやげ物店、コーヒーショップもある。0-5471-0216

ワット・プラタートチャーンカム
1406年の建立。象に支えられたスコータイ様式の仏塔が美しい。プラプット・ナンタブリー・シーサーカヤムニーと呼ばれる仏像が安置されている。

ナーン国立博物館
ナーンの歴史、文化についての 展示がされている。1903年当時のナーンの領主、スリヤ ポン・パリッタデートの住居と して建てられた建物(ホーカム と呼ばれる)を使用している。 博物館となったのは、1974 年。ここで有名なのは、長さ9 4センチ、直径47センチ、重さ18キロの黒い象の牙。1353年に第5代ナーン王のパヤーガーンムアンが、ミャンマーのチェントゥンから貰い受けたもので、代々ナーンの王、そして統治者に受け継がれてきた。博物館2階に展示されている。9:00〜16:00。入場料タイ人10バーツ、外国人30バーツ。

ナーン国立博物館

ワット・プラタートチェーヘーン
市街から南東に1168号線を2キロほど行ったところにある。寺の中にはプラボロムタートチェーヘーンという金色に輝く仏塔がある。これは600年以上の歴史がある、とても重要なナーン県の聖地である。歴史によると、仏暦1891年(1348年)にスコータイからもらった仏舎利を入れるために建てさせたものだということである。現在、この仏塔は正方形の台座の上に建っている。仏塔は高さが55.5メートル、台座は縦横の長さが22.5メートル。どちらも真ちゅう製で全体を金箔で覆ってある。なお、この仏塔はうさぎ年のための仏塔とされている。

ドーイプーカー国立公園
ナーン市街より北東約120km。滝、洞窟などが点在する。ナーン河の源流もこの公園内にある。チョンプープーカというピンクの花を咲かせる木は絶滅寸前で、ここと中国南部でしか見ることができないそうだ。宿泊などの問い合わせは、国立公園事務所054-701000〜1。

フアイゴーロム
タイとラオスの国境。毎週土曜日には市場が開かれる。外国人の国境通行は不可。

ボーグルア
昔から塩がつくられてきた町。この地方の名産品として、スコータイ、チェンマイをはじめ、ルアンプラバーン、シップソンパンナーなどへも運ばれていた。現在は、3ヶ所の塩井が使用されている。7月から3ヶ月間はお休み。塩井の水を煮詰めて塩をつくる方法は、昔ながら。

メーチャリム国立公園
ナーン市街より東へ約60km。10月から2月の期間は、いかだで川を下ってウィアンサー郡へ出てくる筏下りが人気。今年は時期が過ぎてしまいました。10月まで待ちましょう。詳しいことは、ウィアンサー郡054-769050、710136まで。

シーナーン国立公園
ナーン市街より南に約80キロメートル。象や野牛などの野生動物が豊富。地表が雨風で洗われて侵食された岩が林立している、サオディン・ナーノーイが有名。プレーのペムアンピーと同じく、タイのグランドキャニオンと呼ばれたりするが、ちょっと大げさ? パースー山頂からは雲海が望める。宿泊などの問い合わせは、国立公園事務所054-701106まで。

ワット・ノーンブア
ナーン市街より北約30キロメートルのターワンパー郡ノーンブア村の寺院。本堂内部には、ワット・プーミンと同様の壁画が描かれている。境内ではナーン川の川海苔製品などが売られていた。
すぐ近所には、タイルー族伝統の織物を織っている、ジャンソン工房がある。054-798468  

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